バイクとツーリング
ツーリング(touring)とは、二輪車、特にバイクを用いて、風光明媚な海岸線やカーブの多い山道などを走行して運転や移動そのものを楽しむ周遊旅行のことです。
日帰り、もしくは半日程度のツーリングを、俗にプチツーリングと言うようです。
また、一人のツーリングはソロツーリング、複数ライダーでツーリングを行う集団は、俗にマスツーリングといい、観光地の道路で休日に多くみられます。
一人でこなすソロツーリングの醍醐味は、発案・計画・実行の全てを自分一人で行い、ツーリング中の判断も全て自分自身で行うことでしょう。
また、自由気ままに行く先々の土地の文化に触れ、地元の人たちとのコミュニケーションを楽しんだりと、愛すべきバイクと楽しい旅を満喫できます。
その反面、バイクの故障やライダー自身の負傷など、何らかのアクシデントが起きると、すべて一人で背負わなければならないので、マスツーリングなどで十分な経験を積んでからソロツーリングを計画した方が良いと思います。
普段からバイクの整備に関する知識を深めたり、怪我に対する応急処置の仕方を学んでおくことも大切ですね。
また、ひと気のない峠などに入る場合は、携帯電話が圏外になる可能性も高いので、あらかじめ最寄りの公衆電話の位置をチェックするなど、携帯電話以外の連絡手段を準備しておくことを心がけましょう。
マスツーリングはゆっくりとしたペースで走ることが多いので、主催者が用意してくれた景色をじっくりと楽しむことができます。
また、バイクの醍醐味である峠では、安全運転を逸脱しないレベルで走りを満喫したいものです。ここで感じた景色や風は、土産話に大事に取っておきましょう。
マスツーリングは集団行動ですから、全体のスケジュールの流れを寸断しないように、以下の点に注意が必要です。
まず、集団を離れる場合は必ず主催者(またはスタッフ)に伝えること。例えば、途中で別行動をとるとか、どうしても給油の必要があるときなどは主催者にその旨をはっきり伝えましょう。
ツーリングの途中で前走集団と間隔が空いてしまった場合でも、自信をもって走れるくらいにルートの予習をしておきましょう。
マスツーリングでは、隊列を組んで走るのが一般的ですが、多数のバイクが一度に走ると周囲への威圧感は相当なものになります。
周囲の人に不快感を与えないためにも、むやみなやたらに空ぶかしや高速走行は避けましょう。
また、スリ抜けなどではどうしても車の間に割り込むことになりますが、その場合は手をあげたり会釈をするなどしてドライバーに挨拶するように心がけましょう。
ツーリングは、バイクの故障やアクシデントが付きものです。そういった事態に対処できるように事前の準備を怠らないようにしましょう。
また、バイクを気嫌いする人たちにさらに誤解されるような無神経な行動や運転はやめましょう。
常に、「バイク乗り」というプライドを持って、周りに気を配りながらスマートなバイクライフを楽しみたいものです。